横浜ランドマークタワー 69F 展望フロア 「スカイガーデン」

海辺を散歩する時のように、
会話をしていても流れるように体験がつながり時間を忘れるような空間。

横浜の街の象徴といえる横浜ランドマークタワーの展望台「スカイガーデン」が、開業から26年の時を経て、横浜を訪れたらまず初めに足を運びたくなる観光の出発点としてリニューアルオープンされた。地上273mからの景観を楽しめることに加え、文化や歴史をインタラクティブな映像展示で体感し、本をきっかけに深く知り、ローカルな食を味わい、ここにしかないギフトに出会うことで、当該施設を訪れた後、 横浜・神奈川の街を歩くことがさらに楽しくなるような施設を目指す。

既存建築の特徴として、開放的な4つの展望ゾーンと閉鎖的な4つの廊下ゾーンが、交互に現れる空間構成がある。横長の大きな窓を持つ開放的な4つの展望ゾーンでは、4面それぞれの風景を楽しめるように、デザイン的な主張は抑え、周囲を気にせず自然に風景と向き合うことができるように心掛けた。一方で、閉鎖的な4つの廊下ゾーンには、観光コンテンツやキッチンをコンパクトに集約した。空間構成によりメリハリをつけることで、既存建築の特徴を活かした飽きのこないシークエンスを生み出し、海辺を散歩する時のように、会話をしていても流れるように体験がつながり時間を忘れるような空間に仕上げた。

建築概要
用途:展望台
事業主:三菱地所株式会社・三菱地所プロパティマネジメント株式会社
企画ディレクション:リビタ
意匠設計:アラキ+ササキアーキテクツ
サイングラフィックデザイン:GRAPHITICA
ライブラリーディレクション:NUMABOOKS
映像コンテンツの企画制作:plaplax


No.248WType展望台Year2020Role内装設計監理Location日本・東京都Published「【】TECTURE MAG」09/2020