PHOTO © Nao Takahashi

▽施主と設計でのマテリアル開発と自主施工

極楽寺の家

敷地は谷戸が枝分かれした突先の変形旗竿地に位置し、北側の擁壁は太陽光を受けて明るく、周辺の植生が豊かに育っていた。現代美術家の施主夫妻は、敷地環境を気に入り、住居機能だけでなく制作活動の場や人を招き入れる家を望まれた。
計画においては、空間で場を統制する考えではなく、擁壁高さ/方位/隣家/植生/マテリアルなど情報量の多い敷地の要素と、どういった生活を営みたいかの欲求を個別に掛け合わせながら編集作業を行い、野営するかのように不完全な囲いを繋げ、敷地にそのまま暮らしていくようなあり方を考えた。また、施主と協働し各所で自主施工を行い、暮らしと共に手を加え変化していく家の土壌づくりを行った。

建築概要
用途:専用住宅
構造:木造(在来工法)
規模:地上2階
敷地面積:258.02 m²
建築面積:75.51 m²
延床面積:102.63 m²
設計監理:A+Sa アラキ+ササキアーキテクツ
共同設計:岸田佳晃
構造:坪井宏嗣構造設計事務所
施工:山内工務店


No.201WType住宅Year2019Role建築設計監理Location日本・神奈川県