三軒茶屋の集合住宅

三軒茶屋の密集した住宅地に建つ賃貸集合住宅。周辺は2階建の戸建て住宅やアパートが建ち並ぶ密集した環境である。
南北にアプローチ及び避難導線を配置し、ボリュームを階段室を挟んで東西に分棟とし、空地・抜けを確保することで、計画住戸の住環境と周辺住宅への配慮、住宅地の景観を考慮した配置計画とした。その空地に面して各住戸にコーナーバルコニーを設け、バルコニーの内壁に印象的な素焼きタイルを貼っている。
配置とタイルという最小限の手数で住戸の内からも外からも広がりや繋がりを感じる計画とした。

建築概要
用途:共同住宅 17戸
構造:壁式鉄筋コンクリート造
規模:地上3階
敷地面積:350.18㎡
建築面積:219.89㎡
延床面積:633.28㎡
最高高さ:9.228m
最高軒高さ:8.448m
事業主:株式会社 フェイスネットワーク
設計監理:
A+Sa 株式会社アラキ+ササキアーキテクツ
トンボアーキテクツ/tombow architects
構造設計:株式会社ビーキューブ
設備設計:有限会社ZO設計室
施工:株式会社 フェイスネットワーク


No.277WType共同住宅Year2022Role建築設計監理Location日本・東京都