国分寺の2世帯住宅

前面には未整備の道路があり 、車の通り抜けがない閑静な敷地に建つ、2世帯住宅の計画である。
南北方向に細長い敷地に対し、東西方向(短辺方向)の幅2間を基準とした細長いボリュームを配置した。
2間ボリュームに対して拡張されたLDK 、跳ね出したバルコニー 、斜めの階段 、欠き込まれた玄関ポーチ等、小さな単位で基準から逃れる場所を設けることで 、より広がりのある空間となるように考えた。
また、それら凹凸の操作は外部空間に対しても影響を与え 、道と一体化した細長い庭は子供達の遊び場となるような場所を作っている。

建築概要
用途:専用住宅(2世帯住宅)
構造:木造(在来工法)
規模:地上2階
敷地面積:150.66 m²
建築面積:67.30m²
延床面積:119.77 m²
設計監理:A+Sa アラキ+ササキアーキテクツ
構造:坪井宏嗣構造設計事務所
施工:内田産業


No.172WType住宅Year2018Role建築設計監理Location日本・東京都Published「archello」2019/9