©Akira Nakamura

阪東橋の小屋

阪東橋にはルーヴィスが資材や道具を保管するための元米倉であった倉庫がある。さらにその奥には、風化し、今にも倒れそうな風情で佇む平屋があった。これを楽しく使える場にしようと始まったのが今回の改修プロジェクト。
当初は倉庫やイベントスペースとしての使い方を方を想定していたが、変遷を経て人の住める小屋を作ることを目指すことになった。
住まいとしての快適さを確保しつつも、小屋としての装いを残すよう素材を選び、さらに可変性のある場所にするために、モクタンカンでファサードを製作した。
今後、住まい手がモクタンカンを使って、心地の良い場所を拡張し続ける事を想像して作られた小屋となった。

概要

種別:リノベーション
構造:木造平屋
設計監理・モクタンカン施工:株式会社アラキ+ササキアーキテクツ
施工:株式会社ルーヴィス
計画面積:37m2


No.WType住宅Year2015Role内装設計監理Location日本・東京都Linkリンク名