
既存は建築家の丁寧な設計と、前住人の十分なメンテナンスにより、経年変化の美しい素敵な住宅でした。 本計画は植物が好きな家族の家になります。
植物と人が共存する2種類のTUBと名付けたスペースを計画しました。 1階のTUBはタイル張りで、洗面台、作業台、展示台、脱衣室などを並列で設えました。水を気にせず植物の手入れが出来るスペースです。 2階のTUBは温室のような空間で、コストを抑えて既存を活かす計画です。 既存の魅力的な仕上げを活かしたいが、断熱改修ができなくなる。ならば、室内側に建具を設けることで、間を温室と捉えることにしました。 住みながら庭の手入れを行い、TUBと庭が連動して使われ、元気な植物が活きる家になるといいなと考えました。
設計監理:A+Sa アラキ+ササキアーキテクツ
構造設計:oha structure×design 長谷川 理男
施工:トータルリフォーム丸川 川九智一
階段製作:BabeRuth Iron Works 太田拓見
不動産:創造系不動産 中川陸
No.330WType住宅Year2025Role建築設計監理Location日本・東京都