京都嵐山にある和朝食の「出汁と米 MUKU ARASHIYAMA」では、”朝露”をデザインコンセプトに、じんわりと活力が湧いてくるような居心地の空間を目指しました。
お米を炊き上げるおくどさん(竃)を中心に、左官や竹の垂れ壁とペンダントライトが水面の波紋のように同心円状にひろがります。朝露のように煌めくペンダントライトが、嵐山の緑に囲まれながら食事をしているような空間体験を生み出しました。そして、スポットライトがお米一粒一粒を艶やかに輝かせ、暗色の背景壁が炊き立てのご飯から立ち上がる湯気を引き立てます。
また、夜間は一部がホテルラウンジとして機能し、昼間とは異なる落ち着いた雰囲気の空間となるよう仕上げています。
No.298WType和食レストランYear2022Role内装設計監理Location日本・京都府Link出汁と米 MUKU ARASHIYAMA HP