荏田北のリノベーション (戸建)

ここには横浜らしい道路と建物の高低差があり、道路を挟んだ公園の豊かな緑が特徴である。一般的に高低差は生活上不便な印象を与えるが、通行者と居住者の視線が重ならないことをポジティブに捉えた。この利点を活かし、用途に合わせて視線を整えていくよう考えた住宅である。
1F南側では、リビングダイニングの窓を拡張し、せり出したカウンター付バルコニーを合わせて計画した。公園の緑を望む展望台のような場所が、屋外での活動を促す。北側には、勉強や仕事に適した静かなワークスペースやパントリーを想定した場所を配置している。これらの空間を、階段を中心とした回遊動線が繋いでおり、住み手が自由に編集して居場所を増やすことも可能である。
敷地の魅力を活かし、屋内外を一体的に利用可能とすることで、普段の生活がより豊かになることを期待している。


No.162WType住宅Year2017Role建築設計監理Location日本・東京都